太田窯 開窯当初

[1871年(明治4)頃 - 1875年(明治8)頃]

1871(明治4)年、初代宮川香山は資金提供を受け、横濱太田村不二山下(現在の横浜市南区庚台)の約1000坪の敷地に窯を築き、これを眞葛窯と命名し創業を開始した。
 当時欧米では京薩摩や薩摩焼の人気が高く、初代香山もスポンサーや商人たちの求めに応じ、上絵で絵付けを施す作風の作品を多く製作していた。